認定NPO法人ACE カテゴリー:子供
ACEのミッション(使命)は、子どもの権利が保障され、世界2億1800万人といわれる児童労働者(貧困などを背景に過酷な労働を余儀なくされ、教育を受けることができない子ども)を含む、すべての子どもが希望を持って安心して暮らせる社会を実現することです。目指す社会を実現するため、ACEは市民と共に行動し、児童労働の撤廃・予防に取り組みます。
代表者名 | 岩附 由香 |
---|---|
所在地 | 〒1100015 東京都台東区東上野1-6-4あつきビル3F |
TEL | 03-3835-7555 |
FAX | 03-3835-7601 |
URL | |
Facebookページ | |
活動概要 |
ACEは、現地で村人たちに児童労働の危険性や教育の大切さなどに気づいてもらい、児童労働をなくしていこうという意識を持ってもらえるよう働きかけています。また、子どもたちの声を聞き、村全体で児童労働をなくしていく仕組みづくりの手助けをしています。 日本でも企業がビジネスの中で児童労働をなくすための努力をする、消費者がそういう企業の商品やサービスを選ぶことなど、わたしたちの行動を変えていくことで、子どもの搾取を生み出さない社会を実現していくことができます。 1)啓発事業: 【児童労働に関する】講師派遣、教材販売、チャリティフットサル大会、スタディツアー等を実施する。2)政策提言事業: 【CSR(企業の社会的責任)を通じた児童労働の予防と改善を目指した】セミナーや研修(CSRやSA8000)の実施、【政府への】政府開発援助(ODA)や子どもの援助に関する提言活動を行う。3)国際協力事業: 【海外の子どもたちを直接的に支援するプログラムの実施】インド「子どもにやさしい村」プロジェクト、カカオ(ガーナ)・コットン(インド)生産現場の児童労働の現状調査を行う。4)ネットワーク構築・連携事業: 児童労働ネットワーク事務局、教育協力NGOネットワーク運営委員等。5)横断的テーマ:上記の1)~3)の事業を横断するテーマとして、チョコレート(カカオ)とコットンを掲げる。チョコレートは2008年にキャンペーン、フェアトレードチョコの販売、教育教材の開発・販売を実施。 |
岩附 由香
はじめまして!ACEの代表、岩附由香です。ACEは「児童労働をなくすために何かしたい」という想いで学生時代に私が立ち上げた団体です。
私が児童労働の問題に関心を持ったのは、留学していたアメリカから日本へ帰る途中、メキシコに立ち寄った時の出来事がきっかけでした。まだ小さな子どもが私に「お金ちょうだい」とせがんできたのです。その後、児童労働に興味を持ち、本を読み進めていくうちに、どうやら世界では子どもたち全員に教育を与えましょうという宣言が採択されている一方で、働いている子どもが多いということがわかりました。
そこで児童労働について知見を深めようと、大学院へ進学し、NGOに出会い、『児童労働に反対するグローバルマーチ』という世界的なムーブメントが行われることを知ったのです。世界107ヵ国、1,000 団体以上が協力し、五大陸8万キロの距離を児童労働の廃絶を訴えて6ヶ月歩き続ける運動でした。児童労働の実態を世の中に知らせるいいチャンスです。しかし、日本の団体はどこも主体的にこの活動を行う様子がなかったため、児童労働の現実を知らせなくてはならないという強い想いに駆られ、5人の学生で期間限定のNGOとしてACEを設立しました。インドとスイスのジュネーブでのマーチに参加し、日本でも東京と大阪でマーチを実現しました。
その後、2002年にはサッカーボール産業の児童労働を伝える「ワールドカップキャンペーン」を開催し、多くのメディア取材もあり、日本国内で児童労働の問題を知らせる活動にニーズがあることを感じました。
いまもなお、約2億1500万人が児童労働に就いています。その全員を私たちの手で救うことは難しくとも、政府、企業、労働組合、消費者、市民のみなさまと一緒に取り組むことで、一歩でもその実現に近づいて行きたいと協働を積極的に進めています。一人でも多くの方に、関心を持っていただき、何かしたい気持ちを形にしていただけることを願っています。ご協力を、どうぞよろしくお願いします。
私が児童労働の問題に関心を持ったのは、留学していたアメリカから日本へ帰る途中、メキシコに立ち寄った時の出来事がきっかけでした。まだ小さな子どもが私に「お金ちょうだい」とせがんできたのです。その後、児童労働に興味を持ち、本を読み進めていくうちに、どうやら世界では子どもたち全員に教育を与えましょうという宣言が採択されている一方で、働いている子どもが多いということがわかりました。
そこで児童労働について知見を深めようと、大学院へ進学し、NGOに出会い、『児童労働に反対するグローバルマーチ』という世界的なムーブメントが行われることを知ったのです。世界107ヵ国、1,000 団体以上が協力し、五大陸8万キロの距離を児童労働の廃絶を訴えて6ヶ月歩き続ける運動でした。児童労働の実態を世の中に知らせるいいチャンスです。しかし、日本の団体はどこも主体的にこの活動を行う様子がなかったため、児童労働の現実を知らせなくてはならないという強い想いに駆られ、5人の学生で期間限定のNGOとしてACEを設立しました。インドとスイスのジュネーブでのマーチに参加し、日本でも東京と大阪でマーチを実現しました。
その後、2002年にはサッカーボール産業の児童労働を伝える「ワールドカップキャンペーン」を開催し、多くのメディア取材もあり、日本国内で児童労働の問題を知らせる活動にニーズがあることを感じました。
いまもなお、約2億1500万人が児童労働に就いています。その全員を私たちの手で救うことは難しくとも、政府、企業、労働組合、消費者、市民のみなさまと一緒に取り組むことで、一歩でもその実現に近づいて行きたいと協働を積極的に進めています。一人でも多くの方に、関心を持っていただき、何かしたい気持ちを形にしていただけることを願っています。ご協力を、どうぞよろしくお願いします。