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NPO法人かものはしプロジェクト カテゴリー:子供

かものはしプロジェクトは「子どもが売られない世界をつくる。」ことを目的として活動しています。

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基本情報

代表者名

村田 早耶香

所在地

〒1510053 東京都渋谷区代々木3-1-10代々木中央ビル102号室

TEL

03-6276-1378

FAX

03-6276-1379

e-mail

murata@kamonohashi-project.net

URL

http://www.kamonohashi-project.net/

Facebookページ

http://www.facebook.com/kamonohashi.project

活動概要 かものはしプロジェクトは子どもが売られないように活動しているNPOです。
当時大学生だった代表の村田早耶香が、東南アジアで6歳の子どもが無理やり体を売らされている現実を知り、仲間と共に9年前に始めました。
児童労働の中でも、特に子どもの心と体を傷つけるこの問題は最悪の形態の児童労働と言われています。
1990年代から、子どもの被害者が急激に増えていたカンボジアで、「子どもを売らせない・買わせない」ために3つのとりくみをしています。
子どもを売らせないとりくみとしてカンボジアの農村にコミュニティファクトリーというい草で生活雑貨をつくる工房を経営し、貧しい家庭の大人に就業の場を提供しています。ここで作った製品をカンボジア国内中心に販売することで、貧しい家庭が安定した現金収入を得て、一家が経済的に自立し、子どもが売られないよう支援しています。しかし、カンボジアの法律によって15歳未満の子どもは雇用することができません。なので、私たちはカンボジアとタイとの国境沿いのポイペトという地域にある孤児院を支援しています。国境地域のポイペトには、タイではカンボジアに比べて高い収入を得やすいため、仕事を求め貧困層の人たちがカンボジア全国各地から集まってきています。私たちが支援している孤児院では、人身売買の被害に遭った子どもたちや、遭う可能性の高いストリートチルドレンを保護し、食事や教育を提供しています。
子どもを買わせないとりくみとして、現地の警察への訓練支援を行っています。警察が適切に法律の知識を身につけ加害者を逮捕するよう、カンボジアの内務省、警察、そしてUNICEFと協力しこの活動を行っております。この活動により、加害者や売春宿の摘発件数が増加しています。

代表メッセージ

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村田 早耶香

私がこの問題を知ったのは私が19の頃でした。大学の授業で貧しさのために14歳のときにたった1万円で売春宿に売られ、亡くなったという女の子の話を聞きました。
私はこの事実を自分の目で確かめるため、19歳の夏休みに初めて発展途上国に足を踏み入れました。滞在中に児童買春の被害者を保護している施設を訪問したところ、その施設には5歳や6歳の子もいました。私は6歳と12歳の姉妹と仲良くなりました。彼らは家が貧しかったために売春宿に売り飛ばされ、電気ショックを与えられながら無理やり働かされているところを保護されたのです。私と彼らの違いは生まれた場所が違うというだけであり、そのためにこんな小さな子どもたちまでもが苦しめられているという現実を目にし、私はすぐになにか行動しなければ、と強く感じました。
私は帰国後できることから始めていきました。児童買春問題についての本を読んだり、NGOの方に話を聞いたり、世界会議にも参加したりしました。しかし、すぐに肉体的にも精神的にもその限界を感じました。お金も人脈も経験もない、そんな私に何ができるだろうか、と思っていました。一人の力では世界を変えることは難しいです。私が一人のボランティアとしてこの問題の解決のために力を尽くしたとして守れる笑顔はそう多くありません。
そんなとき、人生の転機になる仲間との出会いがありました。現在一緒に共同代表をしている本木と青木との出会いです。彼らから「社会的起業」という、社会問題を事業的に解決する起業方法を知り、私はこの仲間と共に2002年「子どもが売られない世界をつくる」ため、かものはしプロジェクトを設立しました。
 現在、多くの方からご支援頂き、何もない状態からついに、カンボジアに拠点を築き活動することができています。
 この問題の被害から子ども達の笑顔を守るため、そして彼らと私たちが支援する・されるという立場をこえて共に笑顔になれる関係を創っていくために、どうぞご支援を宜しくお願いいたします。

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