このコーナーでは、レジェンド財団の理事である松山真之助が、素敵な方たちにインタビューします。
チャリティポット・スペシャルインタビュー、第一回目となる今回は、手前味噌ながら弊社、レジェンド財団の創立者であり、代表理事の鶴岡秀子が、レジェンド財団の設立、そして、このチャリティポットというソーシャルチャリティサイトを立ち上げるに至った経緯や思い、これからのビジョンなどについて語ります。
チャリティ(寄付)という文化に慣れない日本ですが、3.11の大震災以降、日本中の人々が東北の人々を応援したいという思いで、様々な支援の輪が拡がっています。そして、世界中に、支援を必要としている多くの人々もいます。これを契機に、自分たちのできる範囲で、できる限り多くの人々を支援していくことで、みんなの幸せの笑顔が拡げていけたらと思います。ぜひ、お読みください!
~レジェンド財団を創るキッカケ~
- 松山 :
- こんにちは~!第一弾は、手前みそですが我らがつるちゃんこと、レジェンド財団の創業者である代表理事の鶴岡秀子さんをインタビューしちゃおう!ということで、改めまして宜しくお願いします。
- 鶴岡 :
- は~い、こんにちは!今日は宜しくお願いします。
- 松山 :
- さて、まず初めにですが、レジェンド財団を創るキッカケは何だったのですか?
- 鶴岡 :
- ご存じの方も多いかもしれませんが、10歳から起業を志してきた私(*1)は、3つめの事業として【伝説のホテル】(*2)を創業し、開業に向けてまい進しています。その【伝説のホテル】のことをご紹介した 「10分間のプレゼンテーション」 があります。その中に「100個の壺」のお話がでてくるのですが、その受け皿として必要だったのが、レジェンド財団だったのです。
- ホテルの館内には、世界の問題を解決する100のテーマを持った壺が並んでいます。例えば、「難病の子供たちを救うための壺」「ミャンマーに井戸を掘るための壺」「ホテルの地元にお花を植えるための壺」といった感じで、地元へのアプローチ、日本へのアプローチ、世界へのアプローチの壺が並びます。お部屋には、館内の散策マップが置いてあり、壺の場所も紹介されています。1番の壺は何のテーマなのか?そして、最後にB-21などの記号があるのですが、これはホテル内のライブラリーの棚の位置を示していて、その場所に行けば、その団体の活動記録を見ることができるようになっているのですよ。
- *1:「10歳から起業すると決めていた」鶴岡秀子著に詳しい。
*2:「泊まることで世界のためになるホテル」を目指し、現在第1号ホテルの
開業準備中。ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社のこと。
- 松山 :
- 「100個の壺」素敵ですよね~。僕も初めて、【伝説のホテル】の「7つの教え(*3)」や「100個の壺」のお話を伺った時は、感動しました!!
だから、「チャリティ・ポット」=「寄付の壺」という名前なのですよね。 - *3:「7つの教え」は、「10分プレゼン」の最後に紹介される【伝説のホテル】の行動様式。
「7つの教え」
1. 自然に感謝し、その偉大さを受け入れること
2. 常にエネルギーを充電しつづけ、いつでも分かち合うこと
3. 出会うこと起こること全てに意味を見出し、発展させる努力をすること
4. 世界が変わるのを待つのではなく、自分が変わることで世界を変えようとすること
5. 違いを尊重し、人との対話の中から新しい発見をすること
6. 人を心から信頼し、信頼される自分になること
7. どんな時も、すぐに気持ちで恩返しをすること
- 鶴岡 :
- はい。ロゴマークの「ハニカム&ハチさん」は、あのハニカムが「壺」を上から見た口のようでもあり、またミツバチがハニーを巣に貯めているようにも見えるようにデザインされています。そのハニーを入れる壺みたいなイメージです。
- ホテル内には、それ以外にも「泊まることで世界のためになる」仕組みが色々と用意されています。そのひとつが「Wノート」と呼ばれる仕組みです。これは、お客さまがノートを1冊購入して下さると、もちろん1冊受け取ることが出来るのですが、実はもう1冊が貧しい国の子供たちに届く仕組みです。2人分だから「W(ダブル)」です。この「Wノート」の販売は、既にスタートして、今までにバングラデシュの子供たちに、2000冊のノートが贈られています。
- こうした「100個の壺」や 「Wノート」 の仕組みの寄付部分の受け皿として、レジェンド財団を2011年の3月に立ちあげさせて頂きました。
- 松山 :
- はい、そこに僕も理事として参画することになりました。財団キックオフ後に、「100個の壺」や「Wノート」のような仕組みを、財団のWEB上でも展開していくために「WEBサービス」の策定に入ったのですよね~。今回、多くの方にご利用頂きたい素敵なサービスになりましたね。
- 鶴岡 :
- 本当ですね。詳しくは、 「チャリティポットとは」 をご覧頂ければと思いますが、これからの広がりが本当に楽しみです!
~「ワールド・シフト」を、つるちゃんはどう表現しますか?~
- 松山 :
- さて、2009年9月9日、アーヴィン・ラズロ博士の呼びかけにより、ロンドンにて「ワールドシフト会議」がおこなわれ、「世界的緊急事態における、ワールドシフト2012宣言」が、世界にむけて発信されました。そして、この宣言以降、色々な場所で「ワールドシフト」が語られるようになりましたね。
- ラズロ博士は、 【World Sift】 を
「対立や不調和に満ちた、持続不可能な道」から
「人と人の間も、人と自然の間も調和に満ちた、持続可能な道」へ
と表現しています。 - つるちゃんは、どのような「ワールドシフト」を感じていますか?
- 鶴岡 :
- そうですね~。
今日はレジェンド財団の考える
「ワールドシフト」をご紹介しますね。 - レジェンド財団では、【World Sift】を
「無関心で・分断して・奪い合う世界」から
「気づき・つながり・分かち合う世界」へ
と表現しています。 - というのが、レジェンド財団のメインメッセージなのです。
~気づき~
一人ひとりが自分自身の素晴らしさに気付き、生まれてきて良かった・・・と幸せを感じて生きて行く。そう気づいた一人ひとりが、今いる場所で出来ることをすることで、世界は変わって行きます。
~つながり~
元々、地球はひとつ。宇宙も、ひとつ。みんながひとつだったことを思い出したら、全てがつながっていきます。地球の裏側にまで、あなたの気持ちが伝わる仕組みをつくりたいと思います。
~分かち合う~
誰かと分かち合うと、豊かさは倍になる!何も持っていなくても・・・知恵や、笑顔や、優しさは分かち合える。奪い合う価値観から分かち合う価値観へ、1000年先の地球まで幸せを届けたいから。
- 松山 :
- いいですね~。
僕も、つるちゃんの【伝説のホテル】や【レジェンド財団】の目指す世界に共感している一人として、今回理事として活動できること、本当に嬉しくてワクワクしています。
~これからの世の中は、どうなる?~
- 松山 :
- 最後に、これからの世の中は、どうなっていくと感じていますか?
- 鶴岡 :
- はい、「きっと良くなる!」と感じています。【伝説のホテル】の「7つの教え」の4つ目には、「世界が変わるのを待つのではなく、自分が変わることで世界を変えようとすること」と記されています。
- 原因を外の世界に求める人は、親が病気だから、子供がいるから、会社が不景気だから、日本の経済が落ち込んでいるから、世界が何とかだから・・と考えるために、きっと未来は暗いのだと思います。でも、全ては自分自身にかかっていると考えて、原因を自分に見つけ、自ら変化を起こそうとしている人たちや、ほんのちょっとでも、その変化を創りだすキッカケになれる!と考えている人にとっては、未来はいつも明るいのだと思います。だから、私も未来を明るく感じています。
- 松山 :
- なるほど。一人ひとりの人たちが、レジェンド財団の活動に「気づき・つながり・分かち合う」活動に参画して、自らがそのキッカケになって頂けたら、本当に素敵ですね!
- 鶴岡 :
- はい、その通りだと思います。
レジェンド財団では、支援する人も、支援される人も幸せになれる方法を追求していきます。何故なら、一人ひとりが幸せを実感した時に、世界が幸せになると、私たちは信じているからです。世界中が、幸せと豊かさに溢れる日を目指して!
しんちゃん、引き続きどうぞ宜しくお願いしますね!
- 松山 :
- は~い!
今日は、原点を振り返る、本当に楽しいインタビューになりました。
ありがとうございました。
- 鶴岡 :
- こちらこそ、ありがとうございました!