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認定特定非営利活動法人 NPOカタリバ カテゴリー:教育

カタリバが取り組む社会課題は、「子ども・若者の未来を生き抜く意欲や能力が、生まれ育った環境によって左右されてしまうこと」です。教育機会が平等に行き届いていると言われるこの日本でも、目に見えない「機会格差」が存在すると私たちは考えています。カタリバは「『生き抜く力』を、子ども・若者へ」を理念とし、彼らが生まれ育った環境によらず、それぞれの“無限の可能性”を開花させられる社会の実現を目指しています。

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基本情報

代表者名

今村 久美

所在地

〒1660003 東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ203

TEL

03-5327-5667

FAX

020-4665-3239

e-mail

pr-fr@katariba.net

URL

http://katariba.or.jp/

Facebookページ

https://www.facebook.com/katariba

活動概要 カタリバでは、高校生への動機付けを行うキャリア学習プログラム「カタリ場」と、被災地の子どもたちの学習支援と心のケアを行う「コラボ・スクール」の主に2つの活動を行っています。

●キャリア学習プログラム「カタリ場」
「カタリ場」とは、主に高校生の進路意欲を高めるため行われるキャリア学習プログラムです。大学生や社会人等のボランティア・スタッフが、高校生から「興味のある分野」や「進路についての悩み」の話を引き出し、少し年上の先輩が、「大学生活で熱中していること」や「高校の頃の失敗談」を語りかけます。ほとんどの高校生は、自分について深く考えたり、社会と接する機会がありません。このままじゃいけないと思っても、人の目を気にして、一歩を踏み出すことができない生徒も多い。大人になる直前、約98%が入学する高校。もし高校生の頃に、進路の悩みを先輩に相談したり、大学や仕事について体験談を聞く機会があれば。将来に向けて背中を押される“きっかけ”さえあれば、主体的になれる生徒も多いはず。このような思いから始まりました。

●コラボ・スクール
「コラボ・スクール」は、被災地の子どもたちのための放課後の学校です。「震災があったから、夢をあきらめた」「受験に失敗した」「志望校に行けなかった」このような想いは絶対抱いてほしくない・・・そんな願いから始まったのが、コラボ・スクールです。町役場や教育委員会・小中学校、保護者など地域の方々と協働しながら、さまざまな方とのコラボレーションによって、子どもたちの学びの場を創っています。また「支援される側を卒業して、私たちも何かできることをしたい!」このような想いを抱き始めた生徒たちの主導で、町の復興に貢献するプロジェクト型学習も開始。復興を支える社会のリーダーを、育てていきます。

代表メッセージ

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今村 久美

すべての子どもたちが、 希望をもって 未来を思い描ける社会に
認定特定非営利活動法人 NPOカタリバ 代表理事 今村久美

2011年にコラボ・スクールを立ち上げてから、私は東北と東京を行ったりきたりしながら、毎週のクラスをもって生徒たちの指導にあたっています。「避難所でやさしく励ましてくれた看護師さんみたいに、私も将来なりたい」「女川町はこのままではいけない。自分が女川町を支えられる人間になりたい。」震災という悲しい体験を将来への希望に変え、“主体性” と “公共心” をもってたくましく育っている生徒たちの言葉を聞くなかで、「子どもたちを支える機能さえあれば、この東北から、誰よりも強く、そして優しい未来のリーダーが生まれるはず」そんな仮説への確信が強まっています。教育環境や機会は、平等ではないことに疑問をもった私たちが、11 年前に始めた活動は、たくさんの方々から応援をいただいて、10 万人の高校生に授業を届けられるまでになりました。被災地でも、東京をはじめ全国でも、多くの大人たちに教育に参加してもらいながら、子ども・若者にきっかけを届け、「生き抜く力」を育んでいきます。これからもご支援・ご参加のほどよろしくお願いいたします。

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